孤猿(読み)こえん

精選版 日本国語大辞典 「孤猿」の意味・読み・例文・類語

こ‐えん ‥ヱン【孤猿】

〘名〙 ただ一匹で、仲間や連れのない猿(さる)。孤独な境遇のたとえとしても用いられる。
経国集(827)一〇・奉和関山月〈有智子内親王〉「寒雁晴空断。孤猿暁峡鳴」 〔戴叔倫‐夜発袁江寄李潁川劉侍御詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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