孤帆(読み)こはん

精選版 日本国語大辞典 「孤帆」の意味・読み・例文・類語

こ‐はん【孤帆】

〘名〙 ただ一そうの帆かけ船。孤舟
※和漢朗詠(1018頃)下「双鶴皐(さは)を出でて霧を披(ひら)いて舞ふ 孤帆水に連なって雲とともに消えぬ〈菅原文時〉」 〔陳子昂‐白帝城懐古詩〕

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デジタル大辞泉 「孤帆」の意味・読み・例文・類語

こ‐はん【孤帆】

海に浮かぶ一そうの帆船。孤舟。

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普及版 字通 「孤帆」の読み・字形・画数・意味

【孤帆】こはん

一そうの帆かけ舟。唐・李白黄鶴楼孟浩然広陵に之(ゆ)くを送る〕詩 影、碧に盡く 惟だ見る、長江天際るるを

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