存続絨毛症(読み)そんぞくじゅうもうしょう

家庭医学館 「存続絨毛症」の解説

そんぞくじゅうもうしょう【存続絨毛症】

 胞状奇胎(ほうじょうきたい)を含む妊娠後、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の数値が持続して高く、絨毛がんや侵入胞状奇胎が疑われる検査成績がみられるにもかかわらず、組織採取ができなかったり、病巣がはっきりしないものを総称して、存続絨毛症といいます。
 治療は、絨毛がん(「絨毛がん」)や侵入胞状奇胎(「胞状奇胎」)に準じて行ないます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android