存命(読み)ぞんめい

精選版 日本国語大辞典 「存命」の意味・読み・例文・類語

ぞん‐めい【存命】

〘名〙 生きていること。生きながらえていること。生存存生(ぞんじょう)
将門記(940頃か)「况むや存命せる黎庶
徒然草(1331頃)九三「人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」 〔北魏書‐田益宗伝〕

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デジタル大辞泉 「存命」の意味・読み・例文・類語

ぞん‐めい【存命】

[名](スル)この世に生きていること。「父の存命中はお世話になりました」「祖父母とも存命しております」
[類語]生存生息存生在世生きる生かす在るそんする永らえる

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普及版 字通 「存命」の読み・字形・画数・意味

【存命】ぞんめい

命長らえる。

字通「存」の項目を見る

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