存付(読み)ぞんじつく

精選版 日本国語大辞典 「存付」の意味・読み・例文・類語

ぞんじ‐つ・く【存付】

〘他カ四〙 「思いつく」「気づく」「考えつく」の謙譲語
※虎寛本狂言・鬮罪人(室町末‐近世初)「何も存じ付ぬでも御座らぬ」

ぞんじ‐つき【存付】

〘名〙 気づいたこと。考えついたこと。思いつき。
※虎寛本狂言・鬮罪人(室町末‐近世初)「私の存付を申て見ませうか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android