孔子頭(読み)こうしがしら

精選版 日本国語大辞典 「孔子頭」の意味・読み・例文・類語

こうし‐がしら【孔子頭】

浮世草子・世間手代気質(1730)二「月代(さかやき)のばして、孔子がしらにかへて」

こうし‐あたま【孔子頭】

〘名〙 江戸時代総髪など、儒学者風の髪型にした頭。こうしがしら。
※浮世草子・本朝二十不孝(1686)四「近年孔子頭にかへて名も夢遊と改めける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「孔子頭」の意味・読み・例文・類語

こうし‐あたま【孔子頭】

江戸時代、儒学者がした総髪などの髪形。こうしがしら。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android