子持金蛇(読み)コモチカナヘビ

デジタル大辞泉 「子持金蛇」の意味・読み・例文・類語

こもち‐かなへび【子持金蛇】

カナヘビ科のトカゲ全長約15センチ。灰褐色で、黒褐色斑点がある。ヨーロッパ中部からシベリア北海道サロベツ原野にかけて分布

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「子持金蛇」の意味・読み・例文・類語

こもち‐かなへび【子持金蛇】

〘名〙 カナヘビ科のトカゲ。全長一八センチメートルに達する。体色は背が褐色で、腹は黄色だが灰色緑色がかったものもある。森・草原・沼にすみ、昆虫ミミズを食べる。卵が孵化(ふか)するまで体内にあるのでこの名がある。ヨーロッパ中・北部からシベリア、サハリン樺太)に分布し、日本では北海道北部にすむ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android