子供騙・子供欺(読み)こどもだまし

精選版 日本国語大辞典 「子供騙・子供欺」の意味・読み・例文・類語

こども‐だまし【子供騙・子供欺】

〘名〙
子どもをだますこと。子どもをなだめすかすこと。
古道大意(1813)下「昔から子等(こドモ)だましの一つ咄しに、金太郎といふは山姥の子で」
② 子どもをだますときに使うような見えすいた方法。また、そのもの。子どもたらし。
談義本・興談浮世袋(1770)序「面はかぶれど赤面は面(をもて)へ顕(あらは)ワイワイ 天王町(てうてう)子供(コドモ)だましにならんかしと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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