嫡流(読み)ちゃくりゅう

精選版 日本国語大辞典 「嫡流」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐りゅう ‥リウ【嫡流】

〘名〙 嫡子から嫡子へと家督を伝えていく本家の血すじ。また、正統血統。正統の流派嫡統正系てきりゅう。
太平記(14C後)三〇「此宮は本院の御弟、慈覚大師の嫡流(チャクりう)にて」

てき‐りゅう ‥リウ【嫡流】

〘名〙 (「てき」は「嫡」の漢音) 代々嫡子(ちゃくし)によって血筋を伝えてきた正しい家系。ちゃくりゅう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「嫡流」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐りゅう〔‐リウ〕【嫡流】

家督を受け伝えていく家柄。正統の血筋。「源氏嫡流
[類語]直系正統

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嫡流」の読み・字形・画数・意味

【嫡流】てきりゆう

正統。

字通「嫡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android