(読み)そねみ

精選版 日本国語大辞典 「嫉」の意味・読み・例文・類語

そねみ【嫉】

〘名〙 (動詞「そねむ(嫉)」の連用形名詞化) そねむこと。ねたむこと。嫉妬
書紀(720)持統称制前(北野本訓)「朝(みかと)猜忌(ソネミ)を避たまふ」

そね・ぶ【嫉】

〘他バ四〙 =そねむ(嫉)
※法華義疏長保四年点(1002)四「下賤の業の中に他の外財を忌(ソネフ)をば嫉と為す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「嫉」の意味・読み・例文・類語

しつ【嫉】[漢字項目]

常用漢字] [音]シツ(漢) [訓]ねたむ そねむ
ねたむ。そねむ。「嫉視嫉妬しっと

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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