娘細胞(読み)ジョウサイボウ

デジタル大辞泉 「娘細胞」の意味・読み・例文・類語

じょう‐さいぼう〔ヂヤウサイバウ〕【娘細胞/嬢細胞】

細胞分裂で生じた2個の新しい細胞。分裂前のものを母細胞ぼさいぼうとよぶのに対していう。むすめさいぼう。

むすめ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【娘細胞】

じょうさいぼう(娘細胞)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「娘細胞」の解説

娘細胞

 「むすめさいぼう」とも読む.一つの細胞が分裂してできる二つの細胞.

娘細胞

 「じょうさいぼう」とも読む.細胞分裂によってできる二つの細胞.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の娘細胞の言及

【細胞分裂】より

…一つの細胞が二つの娘細胞(じようさいぼう)daughter cellに分かれることで,生殖・発生・成長・遺伝といった生物の営みの基本をなす過程。バクテリアなどの単細胞生物においては細胞分裂は自己複製すなわち増殖にほかならない。…

※「娘細胞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android