威烈王(読み)イレツオウ(英語表記)Wei-lie-wang; Wei-lieh-wang

デジタル大辞泉 「威烈王」の意味・読み・例文・類語

いれつ‐おう〔ヰレツワウ〕【威烈王】

[?~前402]中国の第32代の王。名は午。考王の子。前426年即位。王の治世末期から戦国時代に入る。

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精選版 日本国語大辞典 「威烈王」の意味・読み・例文・類語

いれつ‐おう ヰレツワウ【威烈王】

中国、周の第三二代の王。姓は姫、名は午。孝王の子。紀元前四二六年に即位。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「威烈王」の意味・わかりやすい解説

威烈王
いれつおう
Wei-lie-wang; Wei-lieh-wang

[生]?
[没]威烈王24(前402)
中国,の第 32代の王 (在位前 425~402) 。名は午。父は考王。考王は弟の桓公河南に封じたという (西周桓公) 。社会の変動が大きくなった春秋時代末期に即位,晋が韓,魏,趙の3国に分裂していたのを,王の 23 (前 403) 年に諸侯として正式に認めた。通説ではこのときから秦の始皇帝天下統一 (前 221) までを戦国時代という。

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