威儀の女房(読み)いぎのにょうぼう

精選版 日本国語大辞典 「威儀の女房」の意味・読み・例文・類語

いぎ【威儀】 の 女房(にょうぼう)

即位、立后などの大礼のとき、儀式威容をととのえるため並ぶ女房威儀命婦(みょうぶ)女蔵人(にょくろうど)とをいう。
建武年中行事(1334‐38頃)正月「命婦四人蔵人四人御供に候。これを威儀女房といふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「威儀の女房」の意味・読み・例文・類語

いぎ‐の‐にょうぼう〔ヰギ‐ニヨウバウ〕【威儀の女房】

即位・立后などのとき、儀礼の威容を添えるために並ぶ女房。威儀の命婦みょうぶ女蔵人にょくろうどをいう。

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