委託保証金(読み)いたくほしょうきん

ASCII.jpデジタル用語辞典 「委託保証金」の解説

委託保証金

株式信用取引、債券先物、金融先物取引などを行なう場合、証券会社に納める担保金のこと。「証拠金」ともいう。納める委託保証金に応じて、信用枠が認められ、取引にあてられる。現金だけでなく、有価証券で代用することも可能。相場が過熱した場合は、証券取引所が委託保証金率を引き上げ、投機的な動きを調整することがある。

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会計用語キーワード辞典 「委託保証金」の解説

委託保証金

株の信用取引を行う時に投資家が証券会社に差し入れる担保のことをいいます。担保は、現金や有価証券のことをさします。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「委託保証金」の意味・わかりやすい解説

委託保証金
いたくほしょうきん

委託証拠金

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世界大百科事典(旧版)内の委託保証金の言及

【信用取引】より

…信用取引を利用する顧客は,証券会社に対して〈信用取引口座設定約諾書〉および〈同意書〉(証券会社が当該預託証書を担保に供したり他人に貸し付けることに同意するもの)を差し入れることになっている。 信用取引の買付け(空買い)または売付け(空売り)が成立した場合,顧客は売買成立の日の翌々日の正午までに買付けまたは売付けの約定価格の30%(ただし約定価格の30%が30万円に満たないときは30万円)以上で取引所が定める率を乗じた額以上の金銭を委託保証金として差し入れなければならない。委託保証金は現金に代えて有価証券を預託することもできるが,この場合は,有価証券の種類ごとに一定の評価率を乗じて代用価格を算出する。…

※「委託保証金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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