精選版 日本国語大辞典 「妻籠に・夫籠に」の意味・読み・例文・類語
つまごめ‐に【妻籠に・夫籠に】
〘連語〙
② つまを隠して。つまをその中にこもらせて。
※亀山殿五首御歌合(1265)「朝な朝なねに鳴しかの妻こめにやへたち渡る野辺の秋霧〈源雅忠〉」
③ つまもいっしょに。つまぐるみに。
※浄瑠璃・曾我七以呂波(1698頃)三「妻こふきじを妻ごめに、其数あまたかり取て」
④ つまが原因で。つまゆえに。
つまごみ‐に【妻籠に・夫籠に】
※古事記(712)上・歌謡「八雲立つ 出雲八重垣 都麻碁微爾(ツマゴミニ) 八重垣作る その八重垣を」
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