妙法(2)(読み)みょうほう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「妙法(2)」の解説

妙法(2) みょうほう

1026-1107 平安時代中期-後期尼僧
万寿3年生まれ。丹波の人。京都で夫にすてられ,40歳で尼となる。日課阿弥陀(あみだ)経,法華(ほけ)経,仁王経,観音経をよみ,念仏一万遍をとなえた。またとなえた念仏は小豆でかぞえて57石3斗になったという。嘉承(かじょう)2年3月18日死去。82歳。俗姓は橘。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android