妖霊星(読み)ようれぼし

精選版 日本国語大辞典 「妖霊星」の意味・読み・例文・類語

ようれ‐ぼし エウレ‥【妖霊星】

太平記(14C後)五「天王寺のや、ようれほしを見ばやとぞ拍子(はやし)ける」
[補注]「太平記」の例は天王寺の弱法師(よろぼうし)にかけていったもの。

ようれい‐ぼし エウレイ‥【妖霊星】

〘名〙 あやしい星。妖星。ようれぼし。
※太平記(14C後)五「天下将(まさ)に乱れんとする時、妖霊星(ヨウレイボシ)と云ふ悪星下って災ひを成すといへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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