如月二日(読み)きさらぎふつか

精選版 日本国語大辞典 「如月二日」の意味・読み・例文・類語

きさらぎ【如月】 二日(ふつか)

陰暦二月二日に行なわれた習俗
① 江戸初期に、半年または一年契約の奉公人が交替した日。出替わり日。
浮世草子好色一代女(1686)三「一とせ勤めし初の日二月(キサラギ)二日に」
江戸時代、灸をすえる習慣があった日。この日と、陰暦八月二日にすえるとよくきくといわれた。
※浮世草子・好色一代男(1682)一「二月(キサラギ)の二日に天柱(ちりけ)すえさせたまふおりふし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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