好鳥(読み)いいとり

精選版 日本国語大辞典 「好鳥」の意味・読み・例文・類語

いい‐とり【好鳥】

〘名〙 絶好獲物自分にとって非常に都合のよいもの。いい鴨(かも)。よい鳥。
※雑俳・柳多留‐二九(1800)「いい鳥が来たぞと松のうへで言い」

こう‐ちょう カウテウ【好鳥】

〘名〙 よい声の鳥。また、美しい鳥。
※新撰朗詠(12C前)上「霞を伴って尽き難し、余花の艷、雪に哥って未た帰らず、好鳥の声〈藤原明衡〉」 〔曹植‐公讌詩〕

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普及版 字通 「好鳥」の読み・字形・画数・意味

【好鳥】こうちよう

佳禽。

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