好句(読み)こうく

精選版 日本国語大辞典 「好句」の意味・読み・例文・類語

こう‐く カウ‥【好句】

〘名〙 連歌俳諧で、すぐれたよい句。また、詩歌などのすぐれたよい文句。
※蕉堅藁(1403)山居十五首次禅月韻「霊踪未到情何己、好句忽来吟不厭」
※俳諧・去来抄(1702‐04)先師評「汝が句は何を以て作したるとも見えず。全体の好句也」 〔六一詩話

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「好句」の読み・字形・画数・意味

【好句】こう(かう)く

よい詩句。宋・陸游落魄〕詩 好句ほ來る、枕に欹(よ)るの處 壯心時に在り、倚樓の中

字通「好」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報