好に赤烏帽子(読み)すきにあかえぼし

精選版 日本国語大辞典 「好に赤烏帽子」の意味・読み・例文・類語

すき【好】 に 赤烏帽子(あかえぼし)

好きであるなら、赤烏帽子のような異様な物をかぶっていても何とも思わないの意で、かわった物好きをたとえていう。亭主の好きな赤烏帽子。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
浮世草子御前義経記(1700)八「されどもすきに赤烏帽子(アカヱボシ)、物ごしになまりあって、あだない所がかはゆらしと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android