奸雄・姦雄(読み)かんゆう

精選版 日本国語大辞典 「奸雄・姦雄」の意味・読み・例文・類語

かん‐ゆう【奸雄・姦雄】

〘名〙 悪知恵に長じた英雄。奸智術策の巧みな人。
史記抄(1477)三「処士の閑なる者をば退て、姦雄のかだましい者を進るぞ」
読本椿説弓張月(1807‐11)前「人奸雄(カンユウ)なればこれを虎狼に比す」 〔魏志‐武帝紀注〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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