女神・陰神・妻神(読み)めがみ

精選版 日本国語大辞典 「女神・陰神・妻神」の意味・読み・例文・類語

め‐がみ【女神・陰神・妻神】

〘名〙 女である神。また、妻である神。日本神話では特に、伊邪那美命(いざなみのみこと)をさすこともある。また、広く、神話の女性神や、恵みをもたらすものとしての女の神をいう。陰神。じょしん。⇔男神(おがみ)。「自由の女神」「勝利の女神」
書紀(720)神代上(兼方本訓)「陽(を)神左より旋(めく)り、陰(メ)神右より旋る」
古今(905‐914)仮名序あまのうき橋の下にて、めがみをがみとなりたまへることをいへるうたなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android