女敵・妻敵(読み)めがたき

精選版 日本国語大辞典 「女敵・妻敵」の意味・読み・例文・類語

め‐がたき【女敵・妻敵】

〘名〙 自分の妻と密通した男。姦夫
※看聞御記‐応永三一年(1424)一二月八日「理観去六日夜於門前被殺害了。誰人所為とも不知。号妻敵云云」
※俳諧・望一後千句(1652)七「幽霊のあらはれ出る塚の陰 めかたきをうつ声たしかなる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android