奥縞(読み)オクジマ

デジタル大辞泉 「奥縞」の意味・読み・例文・類語

おく‐じま【奥×縞】

《「奥」は遠い国、インドをさす》サントメ縞の一。紺地に赤色入りの縦縞綿織物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奥縞」の意味・読み・例文・類語

おく‐じま【奥縞】

〘名〙 紺色に赤三筋の立て縞のはいった唐桟(とうざん)織。将軍家がこれを袴にして大奥で着用したのでこの名があるという。
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)六「知人(しるひと)に行あはじと奥嶋の道服をうちかづき」

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