奢麗(読み)しゃれい

精選版 日本国語大辞典 「奢麗」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐れい【奢麗】

〘名〙 (形動) おごって華美によそおうこと。思いあがって美しくかざること。また、そのさま。
本朝文粋(1060頃)一・孫弘布被賦〈源英明〉「文繍誠是奢麗、鹿布何堪卑窮」 〔書経畢命

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普及版 字通 「奢麗」の読み・字形・画数・意味

【奢麗】しやれい

ぜいたくで美しい。〔後漢書、羊続伝〕時に豪の家、多く奢麗を(たつと)ぶ。續、深く之れを疾(にく)み、常に敝衣(へいい)し、車馬敗(るいはい)す。

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