精選版 日本国語大辞典 「奏瑞」の意味・読み・例文・類語
そう‐ずい【奏瑞】
〘名〙
① 瑞祥(ずいしょう)の事を奏上すること。令制では、瑞祥(大・上・中・下の四等にわける)が出現するとその国から太政官に報告し、大瑞(だいずい)ならば太政官からすぐに天皇に奏聞し、上瑞(第二等で九尾狐、赤兎など)以下は、治部省が翌年の元日に、一括して奏聞した。
※儀式(872)六「大臣預点〈十二月十三日点定即日奏聞〉〈略〉奏賀奏瑞各一人〈簡二四位以上堪レ事者一為レ之〉」
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