奉行御教書(読み)ぶぎょうみぎょうしょ

世界大百科事典(旧版)内の奉行御教書の言及

【奉書】より

…例えば,大臣から地下(じげ)の者に出す書札においては,その身分上の格差が大きすぎて直状は出せず,家司の奉書によって与えられる。また地下に対する院宣,綸旨等においても,奉行の奉書ではなく,その奉行の命によりそのまた家司が奉じた〈院宣〉〈綸旨〉等(奉行御教書)がみられるが,これらはいずれも書札礼の関係で奉書の形をとる文書ということができる。【富田 正弘】。…

※「奉行御教書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android