奈良橋村(読み)ならはしむら

日本歴史地名大系 「奈良橋村」の解説

奈良橋村
ならはしむら

[現在地名]東大和市奈良橋一―六丁目・蔵敷ぞうしき二―三丁目・高木たかぎ一―三丁目・湖畔こはん二―三丁目・立野たての一―二丁目・中央ちゆうおう一―四丁目・多摩湖たまこ二丁目・同五丁目・南街なんがい一―六丁目・向原むこうはら三丁目・同六丁目・桜が丘さくらがおか一丁目

高木村の西に位置し、南は小川おがわ(現小平市)砂川すながわ(現立川市)、西は芋久保いもくぼ村、南西は蔵敷村、北は狭山丘陵。天文一九年(一五五〇)一一月五日付の棟札(豊鹿島神社蔵)銘文に武州多東たとう郡上奈良橋郷とみえ、同郷の鹿島大明神(現豊鹿島神社)の社壇が造立されている。奈良橋八幡宮(現八幡神社)の天正三年(一五七五)一一月の額銘(武蔵史料銘記集)に「武州多摩郡奈良橋邑」とあったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報