奇縁(読み)きえん

精選版 日本国語大辞典 「奇縁」の意味・読み・例文・類語

き‐えん【奇縁】

〘名〙 不思議な因縁。また、思いがけないめぐりあわせ。
浄瑠璃八百屋お七(1731頃か)中「類火あだと成たるは因果な男に焦げ付いた先性よりの奇縁(キエン)じゃと」

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デジタル大辞泉 「奇縁」の意味・読み・例文・類語

き‐えん【奇縁】

思いもかけない不思議なめぐりあわせ・因縁。「合縁あいえん奇縁
[類語]因縁宿縁契り機縁腐れ縁悪縁運命運勢命運天運天命巡り合わせ回り合わせ星回り命数暦数宿命宿運定め時運

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普及版 字通 「奇縁」の読み・字形・画数・意味

【奇縁】きえん

妙縁

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