奇態・奇体(読み)きたい

精選版 日本国語大辞典 「奇態・奇体」の意味・読み・例文・類語

き‐たい【奇態・奇体】

〘名〙 (形動) 普通と違って珍しいこと。不思議なこと。また、そのさま。「きたい(希代)」と混同して用いられることもある。
古今著聞集(1254)二〇「都鳥芳名、昔聞万里之跡。微禽奇体、今遂一見之望
異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉四「奇態性癖を己に生みつけたのは誰なのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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