デジタル大辞泉
「夭桃」の意味・読み・例文・類語
よう‐とう〔エウタウ〕【×夭桃】
美しく咲いた桃の花。若い女性の容色の形容に用いる。桃夭。
「御齢已に二八にして…、―の春を傷める粧ひ」〈太平記・一〉
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よう‐とう エウタウ【夭桃】
〘名〙 美しく咲いた桃の花。年若い女性の容色の形容に用いることが多い。
※
菅家文草(900頃)一・賦得赤虹篇「十月取時仙雪絳、三春見処夭桃紅」
※太平記(14C後)一「夭桃
(ヨウタウ)の春を傷
(いた)める粧ひ、
垂柳の風を含める
御形」 〔
謝荘‐懐園引〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報