太陰(読み)たいいん

精選版 日本国語大辞典 「太陰」の意味・読み・例文・類語

たい‐いん【太陰】

〘名〙
陰陽道で、陰のうち小陰」に対し、陰のきわまるものをいう。四季でいえば冬、方角なら北にあたる。
妙貞問答(1605)中「又二番めをば一倍になして、四つに分て、太陽少陽、太陰、少陰と書き」
② 太陽に対して、月をいう語。〔書言字考節用集(1717)〕 〔春秋元命苞〕

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デジタル大辞泉 「太陰」の意味・読み・例文・類語

たい‐いん【太陰】

のこと。太陽に対していう。「太陰暦」

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普及版 字通 「太陰」の読み・字形・画数・意味

【太陰】たいいん

純陰のとき。〔史記天官書北方は水なり。太陰の(つかさど)る。

字通「太」の項目を見る

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占い用語集 「太陰」の解説

太陰

八神十二天将一つ。静か・清潔・慈愛理想ロマンティシズムなどをあらわす吉神とされている。

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