太素・大素(読み)たいそ

精選版 日本国語大辞典 「太素・大素」の意味・読み・例文・類語

たい‐そ【太素・大素】

〘名〙 天地開闢(かいびゃく)以前の混沌とした時。始源。
古事記(712)序「故、太素(たいそ)は杳冥なれども、本教に因りて土(くに)を孕み島を産みし時を識(し)り」 〔列子天瑞

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