太短く(読み)ふとくみじかく

精選版 日本国語大辞典 「太短く」の意味・読み・例文・類語

ふとく【太】 短(みじか)

人生をおくるのに、したいことをして楽しく過ごせるなら、長生きなどはしなくてもかまわないという処世態度。「細く長く」に対していう。
※歌舞伎・偽織大和錦(お峰慶十郎)(1876)二幕「家業もはげまずに、太(フト)く短(ミジカ)く世の宝をむさぼらうとして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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