太田 耐造(読み)オオタ タイゾウ

20世紀日本人名事典 「太田 耐造」の解説

太田 耐造
オオタ タイゾウ

昭和期の弁護士 大審院検事。



生年
明治36(1903)年5月16日

没年
昭和31(1956)年3月21日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔昭和2年〕卒

経歴
昭和3年検事。以来東京地裁検事、司法省刑事局第6課長となり、16年の治安維持法改正や国防保安法立法化など軍部に密着して活動。ゾルゲ事件捜査に近衛文麿に接触したとして東条英機ににらまれ、満州国司法部刑事司長に転出。19年帰国、大審院検事、司法省会計課長を経て、21年甲府地裁検事正。同年公職追放、のち弁護士となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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