太史公(読み)タイシコウ

デジタル大辞泉 「太史公」の意味・読み・例文・類語

たいし‐こう【太史公】

司馬遷しばせん

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精選版 日本国語大辞典 「太史公」の意味・読み・例文・類語

たいし‐こう【太史公】

[1] 〘名〙 「たいし(太史)」を敬っていう語。
[2] 司馬遷自称。〔漢書‐司馬遷伝〕

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世界大百科事典(旧版)内の太史公の言及

【太史】より

…暦や占卜に関連して記録も担当したことから史官としての性格をやがてもつにいたる。漢代では世襲の官として太史公が置かれ司馬遷がそれについた。史官としての地位は漢初が最高で,それ以後,軽くなり,魏・晋以後は史官の専職として著作郎などが置かれ,太史の職掌は本来の天文・暦法関係に限られ宋・元時代まで続いた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」