天茶(読み)てんちゃ

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「天茶」の解説

てんちゃ【天茶】

天ぷら茶漬け」の略。飯に魚介類の天ぷらやかき揚げをのせ、しょうが・わさび・もみのりなどの薬味を添え、熱い茶やだし汁をかけたもの。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の天茶の言及

【茶漬】より

…七色茶漬は7種の漬物を添えたもので,吉原通いの遊客らの評判になり,その後各所にこれを名のる店がふえたという。やがて,茶漬にもいろいろくふうが凝らされるようになり,タイの刺身を使う〈鯛茶(たいちや)〉,ウナギの白焼きや蒲焼を使う〈うな茶〉,てんぷらを使う〈天茶〉なども行われるようになった。【鈴木 晋一】。…

※「天茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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