デジタル大辞泉
「天竺菩提樹」の意味・読み・例文・類語
てんじく‐ぼだいじゅ〔テンヂク‐〕【天×竺×菩▽提樹】
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てんじく‐ぼだいじゅ テンヂク‥【天竺菩提樹】
〘名〙 クワ科の常緑高木。インド、
スリランカなどの原産で、日本へは明治の終わり頃に渡来し、観葉植物として
温室で栽培される。枝や幹から太い気根を生じ、
地面に達して肥大し幹状の
支柱根となり、一株でも小さな林をなす。葉は
広卵形で先端が尾状に長く伸びる。原産地では季節にほとんど関係なく生育するが、花は春から夏に咲くことが多く、イチジクのように
嚢状の
花房の中に隠れて咲く。釈迦がこの木の下で悟りを開いたといわれ、
仏教では神聖な木とされる。単に
菩提樹とも呼ばれるが、日本の
寺院などに植えられることの多い菩提樹は、
シナノキ科の全く別の植物。インドぼだいじゅ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
天竺菩提樹 (テンジクボダイジュ)
学名:Ficus religiosa
植物。クワ科の常緑高木
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報