精選版 日本国語大辞典 「天心」の意味・読み・例文・類語
てん‐しん【天心】
〘名〙
① 空のまんなか。
※懶室漫稿(1413頃)七「其光明也。烜乎如三天心掲二日月一」
※懐風藻(751)葛野王伝「仰論二天心一、誰能敢測」
※霊異記(810‐824)中「爰に天心瞋怒り、軍兵を遣して陣(たたか)ふ」 〔書経‐咸有一徳〕
③ 神の心。
※サントスの御作業(1591)二「サリナガラ Deus ノ tenxin(テンシン)ニ カケ タマワヌ コト イチヂン イッポウ モ ナキ ガ ユエニ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報