天変地異(読み)テンペンチイ

デジタル大辞泉 「天変地異」の意味・読み・例文・類語

てんぺん‐ちい【天変地異】

天変地異。自然界に起こる異変台風地震洪水など。
[類語]災害災難災い被害禍害惨害惨禍災禍被災天災人災地変風害風水害冷害霜害雪害干害渇水旱魃水涸れ病虫害虫害煙害公害薬害災厄凶事禍根舌禍筆禍試練危難国難水難水禍海難受難遭難罹災貧乏くじ馬鹿を見る弱り目にたたり目泣き面に蜂

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精選版 日本国語大辞典 「天変地異」の意味・読み・例文・類語

てんぺん‐ちい【天変地異】

〘名〙 天変と地異。天空に起こる変動地上に起こる変異天地の間に起こる自然の異変。風、雨、雷、日食月食彗星や地震、洪水など。天変地夭。
※天変地異(1868)〈小幡篤次郎〉序「抑も世に云ふ所の天変地異は此(これ)その理ある事にて」

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四字熟語を知る辞典 「天変地異」の解説

天変地異

天空に起こる変動と地上に起こる変異。天地の間に起こる自然の異変。

[使用例] 何か天変地異のような不思議なことが起って[里見弴*桐畑|1920]

[使用例] 音だけじゃなくて、災厄か天変地異をあらかじめ知る勘もあるようね[川端康成たんぽぽ|1964~68]

[解説] 「天変」は暴風豪雨、雷、日食、月食などの類、「地異」は地震、洪水などの類。

[類語] てんぺんよう

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