天下は天下の天下、一人の天下にあらず(読み)てんかはてんかのてんかひとりのてんかにあらず

精選版 日本国語大辞典 の解説

てんか【天下】 は 天下(てんか)の天下(てんか)、一人(ひとり・いちじん)の天下(てんか)にあらず

国家は国民全体の共有のものであるから、君主一人が思うままにしてよいものではない。
※文明本節用集(室町中)「天下非一人之天下、乃天下之天下也 てんかハイチジンノテンカニアラズ、イマシテンカノテンカナリ」 〔六韜‐文師〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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