天の配剤(読み)てんのはいざい

精選版 日本国語大辞典 「天の配剤」の意味・読み・例文・類語

てん【天】 の 配剤(はいざい)

(天の行なう薬の調合の意から) 天は、善には善果、悪には天罰をというように、それぞれにかなったものを配するということ。
風流仏(1889)〈幸田露伴〉六「ゆめゆめ美妙なる天の配剤に不足云ふべからず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「天の配剤」の意味・読み・例文・類語

てん配剤はいざい

善には善果、悪には天罰というように、天は物事を適切に配するということ。
「ゆめゆめ美妙なる―に不足云うべからず」〈露伴・風流仏〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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