大鷺(読み)だいさぎ

精選版 日本国語大辞典 「大鷺」の意味・読み・例文・類語

だい‐さぎ【大鷺】

〘名〙 サギ科の鳥。シラサギと呼ばれるサギ類のうち最も大きく、全長約九〇~一〇〇センチメートル。全身純白色で、嘴とあしは黒いが、冬は嘴が黄色になる。アジアアフリカオーストラリア南北アメリカの主として暖地分布日本冬鳥としてくるものと、日本で繁殖するやや小形のチュウダイサギという亜種がある。ももじろ。
※俳諧・両吟一日千句(1679)第五「夕され浮世の闇に目なしとち〈西鶴〉 あしのまろやにたい鷺をうる〈友雪〉」

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デジタル大辞泉 「大鷺」の意味・読み・例文・類語

だい‐さぎ【大×鷺】

サギ科の鳥。全長89センチくらいで全身白色。水辺でみられる。温・熱帯地方に分布。日本では、冬鳥として本州以南に渡来する亜種と、夏鳥または漂鳥として本州以南で繁殖する亜種(チュウダイサギ)とがある。ももじろ。
[類語]白鷺小鷺中鷺五位鷺青鷺

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大鷺」の解説

大鷺 (ダイサギ)

学名Egretta alba
動物。サギ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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