大須賀 乙字(読み)オオスガ オツジ

20世紀日本人名事典 「大須賀 乙字」の解説

大須賀 乙字
オオスガ オツジ

明治・大正期の俳人



生年
明治14(1881)年7月29日

没年
大正9(1920)年1月20日

出生地
福島県宇多郡中村町(現・相馬市)

本名
大須賀 績(オオスガ イサオ)

学歴〔年〕
東京帝大国文科〔明治41年〕卒

経歴
中学在学中から句作を始め、東大に入学した明治37年碧梧桐の門に入り、「日本俳句」の新進作家として活躍。大学卒業後、曹洞宗第一中学校の教師となり、大正5年に東京音楽学校教授に就任。新傾向俳句を批判し、復古的傾向を強く唱え、4年に師の碧梧桐と別れる。俳句作家として、俳句理論家として活躍したが、スペイン風邪で急逝死後乙字句集」「乙字俳論集」などが刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「大須賀 乙字」の解説

大須賀 乙字 (おおすが おつじ)

生年月日:1881年7月29日
明治時代;大正時代の俳人。東京音楽学校教授
1920年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android