大陸ケルト語(読み)たいりくけるとご

世界大百科事典(旧版)内の大陸ケルト語の言及

【ケルト語派】より

… ケルト語はインド・ヨーロッパ共通基語における1個の子音kwをq(=c)で保っているかpに変えているかによってq‐群(ゲーリック語)とp‐群(ゴール語ブリタニック諸語)に大別される。しかし地理的視点により大陸ケルト語(ゴール語,ケルト・イベリア語)および島嶼ケルト語(ブリタニック諸語,ゲーリック語)の二つに分けるのがより合理的であろう。大陸ケルト語は前6~前5世紀のころから知られているが,5世紀にはラテン語に吸収された。…

【ゴール語】より

…ガリア語ともいい,一般にケルト語派のうちの大陸ケルト語の称。北イタリア,フランスなどのガリアの地で行われたが,5世紀にはラテン語の勢力に吸収されて滅んだ。…

※「大陸ケルト語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android