大阪空港A遺跡・大阪空港B遺跡(読み)おおさかくうこうAいせき・おおさかくうこうBいせき

日本歴史地名大系 の解説

大阪空港A遺跡・大阪空港B遺跡
おおさかくうこうAいせき・おおさかくうこうBいせき

[現在地名]伊丹市小阪田ほか

猪名いな川左岸の標高一五・五メートル前後の沖積地に立地する。大阪空港内遺跡とも総称する。A遺跡は縄文時代後期と弥生時代後期から古墳時代後期、B遺跡は縄文時代後期と弥生時代前期に中心がある集落跡。昭和一二年(一九三七)大阪第二飛行場の建設に際して土器石器が採集され、同一六年までに遺物が採集された範囲をA遺跡、同四二年B滑走路造成中に縄文土器等が出土した範囲はB遺跡とよび、一部発掘が行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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