大量生産・大量廃棄(読み)たいりょうせいさん・たいりょうはいき

百科事典マイペディア 「大量生産・大量廃棄」の意味・わかりやすい解説

大量生産・大量廃棄【たいりょうせいさん・たいりょうはいき】

製品の大量の生産および使用後の大量の廃棄大量生産システムによって市場に出回る製品量が増大した社会では,人々の消費・廃棄の速度増し,大量消費・大量廃棄が習慣化する。これに対応する形でさらに大量生産が行われているのが現代社会の状況といえる。しかし,大量生産・大量廃棄は有限の資源を使い果たし環境破壊を進行させるため,環境保全型社会実現へ向けて経済社会のシステムを改める必要性があるとの指摘が強まっている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android