大辻 伺郎(読み)オオツジ シロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「大辻 伺郎」の解説

大辻 伺郎
オオツジ シロウ


職業
俳優

本名
大辻 寿雄

別名
後名=大辻 伺朗(オオツジ シロウ)

生年月日
昭和10年 4月3日

出生地
東京市(東京都)

学歴
早稲田大学文学部演劇科〔昭和30年〕中退

経歴
父は漫談家大辻司郎市川崑に見い出され、昭和35年「足にさわった女」(大映・増村保造監督)で脇役抜擢。以後、大映の助演者として「好色1代男」「私は二歳」「赤い水」など多数の作品に起用された。38年にはテレビドラマ「赤いダイヤ」に主演した他、バラエティ「ゲバゲバ90分」や「ハレンチ学園」のヒゲゴジラ先生役でも活躍し、茶の間の人気を獲得した。しかし、次第に借財を抱えて私生活での乱脈が噂され、47年に胃病で入院、48年に自殺した。

没年月日
昭和48年 5月20日 (1973年)

家族
父=大辻 司郎(漫談家)

伝記
さらば、愛しき芸人たち 矢野 誠一 著(発行元 文芸春秋 ’89発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「大辻 伺郎」の解説

大辻 伺郎
オオツジ シロウ

昭和期の俳優



生年
昭和10(1935)年4月3日

没年
昭和48(1973)年5月20日

出生地
東京市

本名
大辻 寿雄

別名
後名=大辻 伺朗(オオツジ シロウ)

学歴〔年〕
早稲田大学文学部演劇科〔昭和30年〕中退

経歴
父は漫談家の大辻司郎。市川崑に見い出され、昭和35年「足にさわった女」(大映・増村保造監督)で脇役に抜擢。以後、大映の助演者として「好色一代男」「私は二歳」「赤い水」など多数の作品に起用された。38年にはテレビドラマ「赤いダイヤ」に主演した他、バラエティ「ゲバゲバ90分」や「ハレンチ学園」のヒゲゴジラ先生役でも活躍し、茶の間の人気を獲得した。しかし、次第に借財を抱えて私生活での乱脈が噂され、47年に胃病で入院、48年首つり自殺した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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