大蠕動(読み)だいぜんどう

世界大百科事典(旧版)内の大蠕動の言及

【腸】より

…すなわち小腸から流入した液性内容は主として右側結腸(上行,横行の前半)で水分を吸収されて固型状の糞便となり,左側結腸(横行の後半以降)に達し,主としてS状結腸に貯えられる。横行結腸中部以下には排便に関連して1日1~2回大蠕動(だいぜんどう)と呼ばれる著明な運動がみられるが,ふだんは運動はあまりみられない。小腸大腸【丹羽 寛文】。…

※「大蠕動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」